◎ 新型コロナウイルス感染症関連情報

新型コロナウイルス感染症5類移行後のコロナ陽性の妊婦さんへの対応について

 新型コロナウイルス感染症はR5年5月8日以降5類感染症に移行されました。しかし、妊婦さんや赤ちゃんは比較的重症化リスクの高い方となっておりますので、新型コロナ陽性の方や濃厚接触にあたる方(主に同居のご家族)に対しては以下の対応をとらせて頂きます。

・個室でのご入院となります

・入院中のご面会、また分娩の立会いもお断りさせて頂いております
・入院中はマスク着用をお願いします
・赤ちゃんへの感染の可能性があるため、原則お預かりとさせて頂きます
・産後の経過に問題がなければ、早期退院のうえ、下記の期間を過ぎた段階で再度ご入院頂く予定です

・新型コロナ陽性の方:発症日を0日目として10日間経過し、かつ症状軽快後72時経過するまで

・濃厚接触者の方:新型コロナ陽性の方との最終接触日から5日間経過するまで


*現在、新型コロナ陽性者や濃厚接触者に対して法律に基づく外出自粛は求められなくなりましたが、妊娠中の方は新型コロナの治療薬は使用できず、また、予防的なお薬もございません。皆さまにおかれましては引き続き基本的な感染予防に努めるとともに、当院での対応について何卒ご理解ご了承の程よろしくお願い致します。

新型コロナウイルス感染症について(R4.7.31)~当院および地域周産期施設の現状


現在進行形でその感染者を増加させている新型コロナウイルスですが、第7波のピークは未だに見えて来ません。当院でも通院して頂いている方やそのご家族などに感染する方が出てきております。(幸い院内でのクラスターは発生しておりませんし、院内における感染と思われる方は確認されておりません)

しかし、今のような感染状況が続けばどこで感染が起こってもおかしくない状況です。現在のところ下記の要領で面会・立会いを行っておりますが、近隣医療機関含め中止とする施設も出ております故、当院でも検討段階にあります。中止と決まりましたらホームページにてお知らせ致します。

また、当院としましても今一度院内における感染予防を徹底してまいります。

外来においては付添いは基本的にはご遠慮頂いております。また、夏休みに入りお子様連れでの来院も増える時期ではございますが、このような感染の状況であり、基本的にはお一人での来院に努めて頂きたいと思います。(付添いは未就学児に限らせて頂いております)
無論ご自身も含めて発熱やカゼ症状のある方の来院はお断りしております。再度ご確認のほどよろしくお願い致します。

また、3回目のワクチンが未接種の方は急ぎ接種をお願い致します。先日学会からも早急に接種を促す提言がされました。


現在、新型コロナ陽性妊婦の急増により、地域の周産期施設における新型コロナ陽性妊婦の入院は制限される事になりそうです。つまり新型コロナウイルスに感染しても、大きな病院での診察が受けられなくなりつつあるという事です。この際、ポイントになるのはワクチン接種です。接種済みの方は軽症の方がほとんどで、場合によっては自宅待機が可能です。そして観察期間が終われば元の産院に通院も可能ですし、分娩も可能かもしれません。しかし、何らかの症状を発症してしまうと自宅待機は難しく、お産は搬送先で帝王切開もあり得るという事になります。これまでに当院からも数名の妊婦さんを送り出しており、皆さん涙ながらに大きな施設でのお産に向かわれています。
皆さまどうか今一度ご自身の感染対策が十分であるかの確認と、同居のご家族にも徹底して対策をお願い致します。室内でも濃厚接触とならないよう、人がいる空間ではマスク着用を忘れずにお願い致します。そして、何よりもワクチン接種がお済みでない方は早急に接種をご検討頂きますよう、合わせお願い致します。

面会制限について(まん延防止等重点措置解除後の要点)R4.5.29改訂


 まん延防止等重点措置の解除後の対応につき、現在のところ学会から新しい通達は出ておりません。また、各大学病院等も面会・立会いの制限を継続している状況です。さらに、千葉県・千葉市ともにワクチン接種をした後も基本的な感染対策は当面続けることが必要としております。そのため、引き続き基本的な感染対策をして頂いた上で、面会・立会いについて以下の要領で実施することと致します。

#面会について
・基本的にはご夫婦ともにワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます。
・面会はご主人のみで1日1回30分、面会開始時刻は14時以降とさせて頂きます。

#立会いについて
・基本的にはご夫婦ともにワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます。
・立会いはご主人のみで対応させて頂きます。分娩前にこちらからご連絡させて頂きますので、待機をお願い致します。(分娩の進行具合によっては一度お帰り頂くこともございます)

*3回目接種がまだの方へ
2回目接種が終了してから6ヶ月間は3回目接種が受けれません。また、65歳以下の方は本来7ヶ月目以降の予定であった事を考慮し、2回目接種から7ヶ月以内の方であれば接種済みとさせて頂きます。それ以降の方は3回目接種済みの方を対象とさせて頂きます。

*ワクチン接種がお済みでない方へ
 ワクチン接種がお済みでない方は、面会・立会い共にご遠慮頂いております。予めご了承ください。また、当院かかりつけの妊婦さんでご希望の方には、妊娠後期に入りましたら検査をお受け頂くこともできます。(県の補助事業が適応される場合は費用はかかりません)

面会制限について(まん延防止等重点措置解除後の要点)R4.3.22


 まん延防止等重点措置の解除後の対応につき、現在のところ学会から新しい通達は出ておりません。また、各大学病院等も面会・立会いの制限を継続している状況です。さらに、千葉県・千葉市ともにワクチン接種をした後も基本的な感染対策は当面続けることが必要としております。そのため、引き続き基本的な感染対策をして頂いた上で、面会・立会いについて以下の要領で実施することと致します。

#面会について
・基本的にはご夫婦ともにワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます。
・面会はご主人のみで、1日1回30分とさせて頂きます。

#立会いについて
・基本的にはご夫婦ともにワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます。
・立会いはご主人のみで対応させて頂きます。分娩前にこちらからご連絡させて頂きますので、待機をお願い致します。(分娩の進行具合によっては一度お帰り頂くこともございます)

*3回目接種がまだの方へ
2回目接種が終了してから6ヶ月間は3回目接種が受けれません。また、65歳以下の方は本来7ヶ月目以降の予定であった事を考慮し、2回目接種から7ヶ月以内の方であれば接種済みとさせて頂きます。それ以降の方は3回目接種済みの方を対象とさせて頂きます。

*ワクチン接種がお済みでない方へ
 ワクチン接種がお済みでない方は、面会・立会い共にご遠慮頂いております。予めご了承ください。ご本人が未接種の場合、陰性証明書をお持ち下さい。また、当院かかりつけの妊婦さんでご希望の方には、妊娠後期に入りましたら検査をお受け頂くこともできます。(県の補助事業が適応される場合は費用はかかりません)

新型コロナウイルスワクチン接種について〜妊娠中の方へ〜(R4.1.31)


先日のネットニュースから以下を引用致します。
「感染妊婦が前月の50倍」
 以前当院のホームページにも掲載致しましたが、米国でも英国でもやはり妊婦さんのワクチン接種率が一般よりも低かったため、パンデミックが起こった際に重症化する妊婦が多発したようです。
先日の学会からのお知らせにも一つの論文*が引用されています。ここにも妊婦さんのワクチン接種割合が同年代の女性と比べて大幅に低い。また、妊娠中に SARS-CoV-2 に感染した妊婦の 77.4%(4,950 人中 3,833 人)、SARS-CoV-2 感染によって入院した妊婦の 90.9%(823 人中 748 人)、重症化した妊婦の 98%(104 人中 102 人 )は、ワクチ ンを接種していなかった。また、全ての SARS-CoV-2 感染後の周産期死亡は、母体のワクチンが未接種だった、とあります。

これを見ると、ワクチン接種がいかに有効で、また感染すると妊娠は重症化リスクの一つである事も良く分かるのではないかと思います。自分を守る、またお子さんを守る意味でも積極的なワクチン接種を是非ともお願い致します。

面会制限について(R4.1.21〜)


 本日よりまん延防止等重点措置が適用されました。それに伴い、現在の面会制限の一部解除を見直し以下のように定める事と致します。

今回の面会等制限の要点

・面会は全面中止
・お教室は全面中止
・立会いは以下の条件を満たす方のみ(分娩直前から30分後まで可能)
 #ご本人及び立会いを希望されるパートナーの方がワクチン接種済み
 #ご本人:分娩前の検査にて陰性
 #パートナー:立会い前の検査にて陰性

#面会について
・オミクロン株は強い感染力を有し、人流の抑制よりも人数の制限が必要と言われています。つまり一つの場所が大人数にならないような対策が必要となります。面会が同時に行われると、単純に倍の人数が入院していることとなりますので、あまり好ましい環境とは言えません。そのため、今回の制限では面会を全面的に中止と致します。

#立会いについて
・基本的にはご夫婦ともにワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます。
・立会いはご主人のみで対応させて頂きます。分娩前にこちらからご連絡させて頂きますので、待機をお願い致します。(分娩の進行具合によっては一度お帰り頂くこともございます)
・オミクロン株の特徴としてワクチン接種後でも感染を起こすブレイクスルー感染があります。そのため、ご夫婦ともに分娩前に検査をお受け頂きます。当院かかりつけの妊婦さんでご希望の方には、妊娠後期に入りましたら検査をお受け頂けます。(県の補助事業が適応される場合は費用はかかりません)ご主人に関しては来院前の待機中に検査をお受け頂き、結果を確認させて頂きます。ご主人の検査は保険適応も補助も受けられないため自費での検査となってしまいます。


 当院のスタッフはほぼ全員3回目のワクチン接種済みです。また、院内は建物の構造上窓が3面で取れるため風通りがよく、また各部屋にロスナイ換気システムを導入しているため、窓開けがなくても換気が十分に行えるようになっています。

 外来の付き添いに関しましては引き続き3密回避の観点から原則おひとりでの受診をお願いしております。
 何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。

面会等制限の一部解除の要点(R3.10.26~)


以下に要点をお示し致します。

#面会について
・基本的にはご夫婦ともにワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます。(同居のご家族様(12歳未満の方を除く)がいらっしゃる場合には全員のワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます)
・面会はご主人のみで、1日1回30分とさせて頂きます。

#立会いについて
・基本的にはご夫婦ともにワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます。(同居のご家族様(12歳未満の方を除く)がいらっしゃる場合には全員のワクチン接種がお済みの方とさせて頂きます)
・立会いはご主人のみで対応させて頂きます。分娩前にこちらからご連絡させて頂きますので、待機をお願い致します。(分娩の進行具合によっては一度お帰り頂くこともございます)

#ワクチン接種がお済みでない方へ
・米国での記事を先日お出ししましたが、英国でも同様の事が起きているようです。ワクチン接種がまだの方はなるべく早くに接種される事をお勧め致します。
 ワクチン接種がお済みでない方は、ご夫婦ともに検査の陰性証明書のご提出をお願い致します。当院かかりつけの妊婦さんでご希望の方には、妊娠後期に入りましたら検査をお受け頂けます。(県の補助事業が適応される場合は費用はかかりません)ご主人に関しては大変申し訳ないのですが、奥様と同時期に検査をお受け頂き、陰性証明書をお持ち下さい。ご主人の検査は保険適応も補助も受けられないため自費での検査となってしまいます。

@新型コロナウイルス感染症対策分科会によるシミュレーションによると、ワクチン接種率が75〜80%であれば接触機会の40%低減(マスク着用+三密回避)で感染を抑える事ができ、接種率が60〜70%だと接触機会50%低減(マスク着用+会食の人数制限など)が必要とされています。(政府CIOポータルサイトによる10/25時点の千葉県の2回目接種率64.57%と示されています)
 当院のスタッフはほぼ全員ワクチン接種済みですが、妊婦さんに関しては一般的に接種率が低くく、英国では重症者の2割程度が妊婦だとも言われております。そのため、当院における面会等の条件として、ワクチン接種済みの方とさせて頂きました。また、外来の付き添いに関しましては引き続き3密回避の観点から原則おひとりでの受診をお願いしております。何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。(R3.10/26)

新型コロナウイルス感染症対策〜ワクチン・検査パッケージについて


 内閣官房より10/15に発表されている技術実証実施要項によりますと、10月〜11月にかけて原則2週間かけて行うとされ、現在まさに行われているところです。その後どのように検証され、いつ頃その結果が発表されるのかは記載がありませんのではっきりとは言えませんが、おそらく2週間ほどかかるのではないかと推測しています。(12月に実証を予定しているイベントがあるため、11月で終わるかは不透明です)

 これらの実証を行うにあたり、新型コロナウイルス感染症対策分科会から9/3付で「ワクチン接種が進む中で日常生活はどのように変わり得るのか?」が示されています。この中ではワクチン・検査パッケージの適応を想定している場面・活動の例が示されており、この中の最初の項目として「医療機関や高齢者施設、障害者施設への入院・入所及び入院患者・施設利用者との面会」が挙げられています。現在のところ学会からは面会等についての情報は更新されておらず、各施設によって対応が分かれているのが実状です。
 当院と致しましては、政府の行う技術実証の結果を見て今後の対応を考えていきたいと思っております。皆さまから多数のご要望がございます。我々スタッフもなるべく早くに面会・付き添いの再開ができる事を切に願っています。今暫くお待ち下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。 (R3.10.17) 

新型コロナウイルスに妊婦が罹患したら…米国の今

 米国でも再び猛威を奮っている新型コロナウイルス。ワクチン接種率が日本より高い国でも、デルタ株の流行で再び感染者が増加しています。
 そんな中、妊婦に関するこんな記事をみつけました。「妊婦の新型コロナ感染、全米で募る危機感-重症化や早産が増加」
ワクチン接種が比較的進んでいた米国でさえ、8月中旬の時点で76.2%の妊婦さんがワクチン接種をしていなかったそうです。つまりそれだけ妊婦さんにとってはこのワクチンへの拒否感が強いと言う事です。
しかしその結果、「デルタ株で新型コロナウイルス感染者が急増している米国では、相対的に若く健康な妊婦が入院して人工呼吸器が必要になったり、早産になったり、時に死亡するケースさえ増えている」と紹介しています。
日本では、8月になってやっと接種券が手元に来た妊婦さんが多いです。この新型コロナ大流行の最中、可及的速やかにワクチンを接種する以外、自分と赤ちゃんを守る術はないのではないでしょうか。妊娠中の方はどうかワクチン接種を積極的にお考え下さい。
元記事↓
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-23/QYAKVXT1UM1101?fbclid=IwAR0JVBNW7je6iCD5gsyGAPw0T8nWJi5ivGNWrklPO23PkbxFaPiF1kfkyNM

新型コロナウイルスに妊婦が罹患したら〜日本の今


全国への感染拡大が止まらない日本。今妊娠中の方は感染したらどうしようと不安な事が多いと思います。現在、ご存知の通り日本の医療体制は逼迫から崩壊に向かっています。産婦人科という、もともと脆弱な基盤の上に立つ日本の周産期医療。もし妊婦の方が感染した場合、それは大きな混乱が起きますよね。
もし感染した場合、通常は保健所が確認の電話をくれますが、今は通常業務ができない状態の為に何のフォローも無い事があります。必ずご自身でかかりつけの産婦人科に連絡をして下さい。そうでもしなければ保健所からの健康観察は行き届きませんので、ほぼ放置になる可能性があります。
無症状〜軽症であれば特に治療は不要です。
しかし、以下の場合には、かかりつけの産婦人科の先生もしくは保健所に連絡をしてください。
#1 1時間に2回以上の息苦しさを感じる時
#2 トイレに行くときなどに息苦しさを感じるようになった時
#3 心拍数が1分間に 110 回以上、もしくは呼吸数が 1 分間に 20 回以上
#4 安静にしていても酸素飽和度が 93-94%から1時間以内に回復しない時(モニターをお持ちの方の場合)
また、以下の場合は迷わず救急車を呼んで下さい。
#1息苦しくなり、短い文章の発声も出来なくなった時
#2酸素飽和度(SpO2)が 92%以下になった時
現在はまさにパンデミックの状況です。早期のワクチン接種をご検討頂き、ご自身でできるうる最大限の感染予防を行って下さい。

新型コロナウイルスワクチン接種の電話予約の中止について(R3/7/31)


7/26より高齢者以外の基礎疾患のあるいわゆる重症化リスクのある方が優先で予約が可能となりました。当院にも沢山のお電話を頂いており、皆さんに少しでもワクチン接種の機会が得られればとスタッフ一丸となって対応させて頂いておりました。しかし、既に予定しているワクチン接種の予約は一杯になっており、新規の患者さんの予約は中止せざるを得ない状況です。大変申し訳ございません。なお、既にご予約頂いた方は予定通り接種頂けますのでご安心下さい。

当院で新型コロナウイルスワクチンを接種された方へ

 副作用について多くの報道がされるため、巷でもその噂は瞬く間に広がっております。しかし、重症の副反応はほとんど出ておりません。また、2回目の接種後に消炎鎮痛剤を使用したのは12〜13%程度と、発熱や疼痛も内服せずに様子が見れる事が多いようです。
 しかし、実際に不安は残ると思います。千葉県では副反応に係る相談窓口がございますので、こちらのページもご確認下さい。

新型コロナウィルスワクチン接種協力医療機関としてのお知らせ

 5月10日の週より高齢者の優先接種期間が始まります。当院においても鋭意準備をすすめておりますが、通常業務の合間に行う予定のため、対応可能な人数が限られております。そのため、当院にて接種可能な方を限定させて頂きます。当院は産婦人科という女性特有の診療科ですので、男性の方の受診をお受けしない予定です。何卒ご理解頂けますと幸いです。
 また、予約制とする予定ですが分配されるワクチンの量も限られるため、なるべく廃棄が少なくなる方法を検討中です。可能な限り広く高齢者の方々に接種を受けて頂きたいと考えております。
 予約は全て電話にて受付致します。予約の際は必ず問診票がお手元にある事を確認のうえお電話下さい。予約の状況はホームページの外来予約のページから確認できますのでご活用ください。
 刻々と状況が更新されております。色々と決まり次第ホームページにて順次お知らせして参ります。

新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて

学会より新たに発表がありました。
以下、一部抜粋(改)しています。

すでに妊婦さんに多くの接種経験のある海外の情報では、妊娠初期を含め妊婦さんとおなかの赤ちゃん双方を守るとされています。また、 お母さんや赤ちゃんに何らかの重篤な合併症が発生したとする報告もありません。したがって日本においても、希望する妊婦さんはワクチンを接種することができます。
◆ 一般に、このワクチンを接種することのメリットが、デメリットを上回ると考えられていますので、特に感染の多い 地域や感染のリスクの高い医療従事者等や、糖尿病、高血圧、気管支喘息などの基礎疾患を合併している方は、ぜひ接種をご検討ください。
◆ 副反応に関し、妊婦さんと一般の人に差はありません。
◆ あらかじめ健診先の医師に接種の相談をしておきましょう。接種してよいと言われていれば、その旨を接種会場の問診医に伝えて、接種を受けてください。
◆ 妊娠中の方は、里帰り先など住民票と異なる居住地で接種を受ける場合でも「住所地外接種届」の提出は不要です。
◆ 予定された 2 回のワクチンを接種しても、これまでと同様に感染予防策(適切なマスク使用、手洗い、人混みを避けるなど)は続けてください。

詳細はリンクをご覧下さい。

妊産婦のみなさまへ(PDF/外部リンク)

新型コロナウイルスワクチンについて(R3年4月)

先日学会より新たな提言がありました。ご確認の上、接種を検討して頂ければと思います。妊婦さんでも接種は受けることができる事、かかりつけの産婦人科以外でも接種が可能である事、接種後にかかりつけの受診を促す記載がなくなった事がポイントではないかと思います。

妊産婦のみなさまへ

新型コロナウイルスワクチンに関して(R3年4月)

皆さんも関心の高いCOVID-19ワクチンに関して日本産婦人科感染症学会より提言が出されました。当院に通院されている方からもご質問を多く頂いておりましたが、正しい情報が乏しいためきちんとした返答ができずご迷惑をおかけしておりました。学会からの提言をご確認頂き、接種されるかどうかご判断頂ければと思います。
日本産婦人科感染症学会(PDF/外部リンク)

【4月26日追記】米疾病対策センター(CDC)は4月23日、新型コロナウイルスワクチンの妊婦への接種を推奨すると明らかにしました。
朝日新聞Digital(外部リンク)

面会制限の解除について(R3/3/22〜)

 この度の緊急事態宣言の解除をもって、当院での面会についての制限を一旦解除致します。詳細は以下をご確認下さい。また、立会いに関しましては今後の県内の感染状況を観察しつつ対応を考えてまいりますが、今回の制限解除はひとまず面会のみとさせて頂きます。

<面会の対象>
・同居のご家族様お一人とさせて頂きます。基本的にはご主人様もしくはパートナーの方と致します。お子様は全面禁止とさせて頂きます。

<面会日時>
1. 分娩後すぐにお越し頂き、分娩室にて面会下さい。
2. 1の時間帯で面会できなかった方は、産後2日目までの13-15時の間にお越し下さい。
* 入院中1回、時間は30分とさせて頂きます。
* 分娩室が満床であったり、同時に数名の分娩が進行しているなど、スタッフの対応が行き届かないと判断される場合、面会をご案内できない事もございます。何卒ご了承の程お願い致します。

<面会方法>
面会ご希望の方は、後期指導の際に問診票および面会に関する注意事項等を記した用紙をお渡し致します。詳細はそちらをご確認下さい。

# 今回の制限解除について、感染の流行状況によっては迅速に再制限をかけることがございます。何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
 なお、当院における制限に関する全てにおいて、その都度慎重に検討し判断しております。本件に関する電話等でのお問い合わせには対応いたしかねます。受診の際にご確認頂ければと思います。ご協力の程よろしくお願い申し上げます

令和3年3月22日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウイルスワクチンの予約について〜9月版(R3/9/6)

現在ワクチン接種の予約は当院かかりつけの方のみとさせて頂き、妊婦の方を優先とさせて頂いておりますが、千葉市の妊婦優先集団接種の予約枠はまだ余裕があるようです。また、妊婦の方と同居のパートナーの方もこの集団接種で受ける事ができるようです。
千葉市:新型コロナワクチン接種についてのお知らせ
 また、当院でもワクチン接種の機会を増やして行く予定です。増加分は外来にてご案内致します。妊娠週数を考慮して繰り上げで接種可能な場合にはご連絡をさせて頂く場合がございます。積極的なワクチン接種を是非ともご検討下さい。
 そして、幕張とらのこ産婦人科でもワクチン接種を期間限定で開始させて頂きます。お近くの方は幕張での接種をご検討下さい。
                         
              稲毛とらのこ産婦人科
               院長  渡邉 征雄

新型コロナウイルスワクチンの予約について〜臨時版(8月)


 8月版にもお知らせ致しましたが、現在ワクチン接種の予約は当院かかりつけの方のみとさせて頂き、妊婦の方を優先とさせて頂いております。千葉市保健所からも妊娠中の方を優先的に予約が取れるよう配慮を求められています。
 しかし、現在のところ予約は常に埋まっている状況です。更なる接種数の増加は通常診療の妨げになり厳しい状況ですが、何とかこの困難を乗り越えなければ明日はありません。保健所からも一時的なワクチン配布量の増加が認められており、8月後半から適宜枠を増やしております。
 妊娠後期の方は特にリスクが高いと言われています。なるべく早くに接種をして頂きますよう、是非ともご検討頂ければと思います。また、後期以外の方も妊娠中の方は接種を前向きにご検討頂き、お困りの事があれば受診の際にご相談下さい。

新型コロナウィルス感染症の対応について〜8月版(R3/8/1)


*8/2より千葉県に緊急事態宣言が出されると発表がありました。それにより一部解除しておりました現在の制限を再び厳しく致します。変更点を含めた制限の内容に関しては別表をご確認下さい。
#千葉県内では2回目となる緊急事態宣言が発出されました。新型コロナウイルスの感染者数が年末年始を超える事はほぼ確実と思われますが、妊娠後期の方を含めた高齢者以外の重症化ハイリスクの方々はワクチン接種が間に合わず、妊娠中の方にとってはかなり神経を使って感染予防をしていても感染してしまっている実情があります。
そのため、当院としてはワクチンを妊娠後期の方を対象に接種できるように手配をすすめてまいります。また、現在は希望者のみ唾液PCR検査を実施して参りましたが、今後は妊娠後期に皆さんに実施をお願いする予定です。
具体的なワクチンの予約時期や接種時期に関しましては、健診の際にお知らせ致します。また、唾液PCR検査の実施に関してましても健診の際に実施方法などご説明致します。
何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。

稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜7月版 (R3/7/27)

当院における面会・立会い等の方針については、別表に明記する事と致しました。現在のところ一部面会制限の解除を行なっておりますが、現在の感染状況を勘案しますと、遅かれ早かれ千葉県にも緊急事態宣言が出されそうです。それにより現在の制限よりも厳しくせざるを得ないものと考えております。変更がある場合にはホームページにてお知らせ致します。ご確認のほどよろしくお願い致します。
#千葉県内では、新型コロナウィルス感染者が年末年始を超える事はほぼ確実と思われます。高齢者の接種が進んでいるため、重症者の割合は比較的抑えられておりますが、絶対数が増える事により数としては今後も増えていくと思われます。また、変異株への置き換わりにより、ワクチン未接種の年代の方々への感染が爆発的に増加しております。コレは妊婦さんにとっては脅威となります。ご主人やお子さんなどから家庭内感染によって妊娠中の方へ感染が広がる懸念があるからです。特に妊娠後期の方は重症化のハイリスクであるにもかかわらず、ワクチン接種が間に合わない可能性があります。ワクチン接種はもちろん任意です。しかし、もし接種の機会がございましたら積極的に接種を検討して頂ければと思います。接種ができない場合、標準の感染予防を徹底して行いましょう。

稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜6月版 (R3/6/15)

*当院における面会・立会い等の方針については、別表に明記する事と致しました。現在のところ一部面会制限の解除を行なっておりますが、今後の感染状況により変更となる可能性がございます。その際はホームページにてお知らせ致します。
#新型コロナウィルスワクチン接種が開始され、高齢者の接種が進むなか、ようやく高齢者以外の方にも接種できる環境が整ってきています。少しずつではありますが確実に世の中に広がっており、感染の終息が待ち望まれます。しかし、千葉県内でも変異株への置き換わりが進んでおり、英国のように変異株による再流行が起こることも懸念されます。引き続き標準の感染予防を徹底していきましょう。

令和3年6月15日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜4月版 (R3/4/15)

*当院における面会・立会い等の方針については、別表に明記する事と致しました。現在のところ一部面会制限の解除を行なっておりますが、今後の感染状況により変更となる可能性がございます。その際はホームページにてお知らせ致します。

#千葉県内でも一部にまん延防止等重点措置が適応され、今後千葉市にも感染が広がる状況となれば、制限を再開せざるを得ないかもしれません。皆さまひとりひとりが感染防止の基本対策を徹底して頂き、同居のご家族にもご協力頂く事で、かなりの確率で感染を予防できます。今一度ご自身、そしてご家族の感染対策を見直して頂き、自分の身は自分で守りましょう。ウィルスは勝手に歩いては来ません。感染るのはほとんど目・鼻・口からです。基本に立ち返って対策を徹底していきましょう。

令和3年4月15日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜3月版 (R3/3/15)

*当院における面会・立会い等の方針に大きな変更はございません。皆さまには大変ご不便をおかけ致します。以下に当院における考え方をお示し致します。何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 感染の第二波の際もそうでしたが、面会解除の準備をしていると再燃してくるよう感じています。宣言がどうなるのか、注視して行きたいと思います。宣言解除後は、先を見据えた対策と明確な方針を示して頂きたいですね。
宣言解除予定の翌日(3月22日)に、一部制限の解除を行う予定で準備をしています。詳細はホームページにてお知らせを致します。今しばらくお待ち下さい。

令和3年3月15日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜2月版 (R3/2/17)

*当院における面会・立会い等の方針に大きな変更はございません。皆さまには大変ご不便をおかけ致します。以下に当院における考え方をお示し致します。何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 先月の緊急事態宣言発出から1ヶ月が過ぎ、確実に感染者数は減少しております。実効再生産数や陽性率をみると緩やかに減少を目指していけそうな数値まできています。しかし、未だに政府が示す6つの指標のうち病床利用率等は高いステージのままであり、引き続き基本的な感染対策の徹底が必要だと思います。

 また、国内でも新型コロナウィルスワクチンが承認されました。今後は各自治体で検討されてきた実施方法に沿ってワクチン接種が進む予定です。当院にも県や市、さらに医師会から接種についてさまざまな手続きの案内や情報が送付されて来ており、まずは医療スタッフからの接種となるようです。
 当院におかかりの方からもご質問を良くお受けしますが、ワクチン接種は基本的に任意です。いろんな情報が出ているなか、未だに分かっていない事も沢山存在しています。しかし、分かっている事を積み上げていくしか、今はできませんし、どの情報を選択して自分の意思決定を行うのかも、とても重要なことです。公的機関や各学会等から出ている情報に絞って検索して頂けたらと思います。

 以下に個人的に分かりやすいと思うサイトのリンクを貼付します。あくまで参考としてですが、ご興味がございましたらご覧頂ければと思います。

https://covnavi.jp/327/

令和3年2月17日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜1月版 (R3/1/6)

*12/30に日本産婦人科感染症学会のお知らせが更新されました。そこでは引き続き流行終息までは面会・立会いは制限されると記載されております。当院においても面会・立会い等の方針に大きな変更はございません。皆さまには大変ご不便をおかけ致します。以下に当院における考え方をお示し致します。何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 年末から続く首都圏の感染者数増加の報告で、市中感染が蔓延し始めてきた印象を持っています。千葉県の感染者数は12月1日に74人/日でしたが、31日には252人/日まで増加。検査の陽性率も1日は5.7%、31日は10.1%と検査数の増加とともに陽性率も上昇しており、市中での感染が広がっている事が示唆されています。
以下参照
“大都市からしみ出す”1都3県 同じタイミングで感染者増加
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210104/k10012796451000.html

 市中で感染が蔓延すれば、感染者数は爆発的に増加していきます。12月の1ヶ月間で74人/日→252人/日と約3.4倍近くになりましたので、同じペースで増えたとすると1ヶ月後の1月末には856人/日に。今の東京都と同じくらいの感染者数になります。単純な人口比はできませんが、東京都の人口は約1300万人、千葉県の人口は約630万人と約半分ですから、856人/日というのは相当な数だと言えます。このまま何もしなければ今月末には医療現場は大混乱となってしまいます。
 
 2回目の緊急事態宣言が発出されますが、前回のような強いメッセージでなければ効果は限定的とも言われております。

 皆さまにおかれましては個人での感染予防を徹底して頂くとともに、同居されるご家族さまも同様に徹底した感染予防に努めて頂きます事を切にお願い申し上げます。

令和3年1月6日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜12月版 (R2/12/15)

* 面会・立会い等の方針に大きな変更はございません。皆さまには大変ご不便をおかけ致します。以下に当院における考え方をお示し致します。何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 世界各国でワクチン接種が始まり、安全性の確認がされはじめました。また、国産のワクチンも治験がはじまり、安全性についての評価が世界的に行われています。しかし、評価には時間を要します。また、安全性の確認がされたとしても、安定供給されるかどうかや移送や保管にも特殊な環境が必要となるなど問題は多々ありそうです。我々の手に届く所に来るまではまだ時間がかかりそうです。

 また、国内の第三波の状況は深刻です。感染者の増加の勢いが止まらず、各自治体では1日の感染者数が最多を更新。第三波の終息は見えてきていません。むしろピークはこれからなのかもしれません。

 政府は今のところ強い行動制限は要請しておりません。恐らく今迄通り引き締めるところは引き締め、使うところでは使って欲しいという事でしょう。今は個人個人ができる事を地道にやっていくしかないのだと思います。

令和2年12月15日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜11月版 (R2/11/11)

* 面会・立会い等の方針に大きな変更はございません。皆さまには大変ご不便をおかけ致します。以下に当院における考え方をお示し致します。何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 アメリカ・ドイツの共同で新型コロナウィルス感染症に対するワクチンの臨床試験が進み、そのデータから90%以上の予防効果が期待できるとの報道がありました。これはとても期待の持てる報道ですね。この先、副作用の程度・頻度などの詳細が示され、その安全性に問題がない事が明らかとなれば日本でも導入が進むでしょう。あと少しの辛抱かもしれません。
 しかし、現在の日本国内の感染状況は増加傾向にあり、政府からも急速な感染拡大の可能性があるため、緊急提言が出されました。(新型コロナ 政府分科会「急速な感染拡大の可能性も」緊急提言: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201109/k10012702311000.html
 この対策のひとつにクラスター対策が示されており、医療機関においても行政と連携して対応をするよう求められています。
 これらを受けて、学会から指針変更はまだ示されておりません。
 当院と致しましても面会等の方針は変更せず、引き続き外来における換気の徹底、職員の健康管理の徹底、手洗い消毒の徹底など、標準予防策を厳しく行ってまいります。
 新しいワクチンに期待しつつ、今をどう乗り越えていくかも考えていかなければならないと思います。毎日の検温を日常的に行い、ひとりひとり健康管理を行う事が感染拡大を防ぐ事にもなります。本格的な冬場を迎える前に、予防意識を持った新しい日常に慣れていく必要がありそうです。

令和2年11月11日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜10月版 (R2/10/16)

 終息の見えない感染症に対しどう対応していくのか。米・英でのワクチン臨床試験が3件中止となりさらに先の見えない状況となっています。
 8月下旬に学会から指針(下記にリンクあり)が出され、分娩の立合いと面会については未だ推奨はされておりません。また、9月上旬に医療者向けガイドラインが更新され、こちらも原則分娩の付き添いは推奨しないとされています。
 さらに、今月から政府のGoToキャンペーン(東京含む)が開始されたり、海外からの外国人の受入れの再開等、感染の第2波が治らないまま今日に至っており、今後の感染動向が注目されます。
 当院と致しましても、ガイドラインを重視した医療を行うという立場から、立合い・面会の再開については慎重であるべきと考えております。経済活動との両立という観点から一定数の感染の許容および高齢者などリスクの高い方への感染防止(重症患者増加の抑制)が明確な方向性として示されつつありますが、妊娠中の感染は重症肺炎となる可能性があるため特に妊娠後期の妊婦さんはハイリスクであると考え、守られるべき立場であると思います。そのため、万が一にでも当院において院内感染が発生しないよう細心の注意を払いつつ、標準予防策を徹底してまいります。
 最後に、当院における面会・立合いに関する対する考え方をお示しするのに時間がかかってしまい大変申し訳ございませんでした。今後はより頻繁に更新できるよう努めてまいります。今後とも稲毛とらのこ産婦人科を宜しくお願い申し上げます。

令和2年10月16日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応について〜8月版(唾液PCR検査)(R2/8/14)

 7月から再び感染者が急増し、感染の第二波が全国的に広がりをみせておりますが、この第二波は家庭内感染も多いようです。家庭内での感染は感染予防の基本である3密を避ける事が難しいと言われております。これ以上の広がりをいかに抑えていけるのか。第一波よりも今、新型コロナウィルスを身近に感じています。
 その為、皆さまには是非、接触確認アプリをご活用頂ければと思います。色々とご意見はあると思いますが、アプリを入れる事で少なくとも予防する事に悪影響はないと思っています。
 また、8月から希望される妊婦さんに唾液PCR検査を公費で行う事ができるようになります。当院では週明けより受付を開始いたします。色々な制限を含めて皆さまのご理解と同意が必要となりますので、必ず内容をご確認のうえご利用下さい。
(ご家族が希望されて行う検査や症状のある方・濃厚接触者の方の検査は、当院にて取り扱っておりません。千葉市の専用ダイヤルにご相談下さい)
 これまで当院にて行なって来た外来付添い・立会い分娩・面会等の制限についても引き続き行う予定です。皆さまには引き続きご不便をおかけし、大変申し訳ございません。何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

令和2年8月14日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

千葉市出産前妊婦新型コロナウイルス検査(外部リンク)

面会等制限の延長について(R2/7/14)

 東京都より近隣各県へ拡大傾向にある新型コロナウィルス感染症ですが、現状から今週中の感染者減少は見込めない状況と予想されます。そのため、本日までとしておりました各制限に関してしばらく延期とさせて頂きます。大変申し訳ございません。
 また、新しい生活様式が求められる中、病院という性質を考えますと"withコロナ"というよりも"noコロナ"を守らなければならないと考えています。その為安全マージンの取り方は人それぞれかと思いますが、当院としては最大限院内感染を防ぐ事が重要と考え、解除後の各対応についても再検討をしております。
 制限解除を心待ちにされていた方々には本当に申し訳なく、現在の感染状況の改善を願うばかりです。引き続き皆様におかれましても3密を避け、手指消毒・マスク着用の徹底をお願い致します。

令和2年7月14日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

今後の面会等制限について(R2/7/1)

 東京都を中心に感染者の増加を認めており、周辺各県においても増加傾向にあります。千葉県においても増加は認めるものの、その数は他県と比べて少なく、非常に判断が難しい状況です。しかし明らかに感染者は増えており、感染経路不明者も多くなっている状況です。7月より多くの施設が再開される事もあり、今後2週間は現在の制限を継続する事と致しました。

 大変申し訳ございませんが、ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
(再開後の変更点などは後日ホームページに掲載予定です)

令和2年7月1日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

面会・分娩立会いについて(R2/6/12)


 首都圏では6/19にも新型コロナウィルス感染症に関する全ての自粛要請が解除となる予定です。しかし、日本産科婦人科学会含めた三学会から今後数週間は引続き面会制限等の感染予防を講じる事や、分娩付き添いは推奨しないとする合同ガイドラインが6/11付けで示されました。
 これを受けまして、当院においても6月末までは現状の面会・立会いの制限を継続させて頂く事としました。大変お待たせし申し訳ございません。
 制限の解除に関しましては、感染の状況やガイドライン等から判断をし、適宜ホームページ等でお知らせを致します。
 今しばらくお待ち頂きますよう、ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

令和2年6月12日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

緊急事態宣言の解除をうけて(R2/5/26)


 先月7日より発出されていた緊急事態宣言が5月25日に解除となりました。これを受けて県は段階的な解除・緩和を進めるとしています。
 しかし、政府・県・市ともに3密を避け、クラスターの発生歴のある施設や類似施設への警戒は必要としており、病院はその施設の特性からもリスクが高いものと考えています。
 また、日本小児科学会から、ほとんどの小児は大人と比べ軽症で感染しても経過観察か対症療法で十分としておりますが、新生児に関しては未だに重症化の可能性もあるとしています。
 政府は3週間毎に発生状況に応じて判断するとしており、当院としてもこれらの状況を勘案し、しばらくは現状の立会い・面会の制限を継続していく予定です。
 皆さまには引き続きご不便をおかけし、大変申し訳ございません。何卒ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

令和2年5月26日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄

新型コロナウィルス感染症の対応(R2/4/7)

 安倍首相から緊急事態宣言が発出され、千葉県知事より平日においても昼夜の外出自粛の要請がありました。
 当院では、ご家族付添いでの出産・産後をお過ごし頂けるよう開院当初より工夫と努力を重ねてまいりました。しかし、当院においてもその要請を真摯に受け止め今回上記のような対応を取らせて頂くことと致しました。
 当院での付添いを楽しみにされていた方およびご家族の皆さまには大変申し訳なく、また、分娩の立会い禁止については、当院としても断腸の思いであります。
 しかし、感染した場合に重症化が懸念される妊婦、若年層内の重症化割合が高い新生児を扱う施設である事を最優先に考え、このような対応を取らせ頂くことと致しました。
 皆さまには大変なご不便とご迷惑をおかけ致ししますが、何卒ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

*「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」で示された「最低7割、極力8割程度の接触機会の低減」を実現させるべく、皆さまの強いご意志により一致団結してこの国難を乗り越えていけましたらと思います。

令和2年4月7日
稲毛とらのこ産婦人科
院長 渡邉征雄